好きだった本との再会
つい何日か前にクローゼットの中から、私が昔好きだった本が出てきました。
嬉しかったので、昨日に引き続き、簡単な書籍レビューをします。
その本は「タルタル10」です↓
この本には、全10種の短いストーリーが独特な絵とともに載っています。
どの話にも「タルタル」という存在が出て来るのが特徴で、タルタルは人だったり、動物だったり、店の名前だったり、話によって様々に違います。
子どもの頃の私には、この本から他の絵本等にはない、奥深さや、ある種の不気味さのようなものを感じていました。
そしてその魅力に取りつかれて、繰り返し繰り返し読んでいました。
今改めて読んでみると、昔と違ってあっという間に読み終わってしまいましたが、不思議な魅力を持った本であるという認識に変わりはありません。
昨今は、子どもにスマホやタブレットを与えて動画を見せたり、アプリをさせたりする親が多いと聞きます。
私は、世の中がそのように変わっていったのには然るべき理由があっての事だと思うので、スマホを用いた現代式教育(?)を全否定するつもりはありません。
ただ、間違いなく良質な本は子どもの感性を豊かにするので、子どもに本を読ませたいが最近の本はちょっと…みたいな方にはおすすめです。
もちろん、子どもだけでなく、大人が読んでも得るものはあると思いますよ。
それだけに新品が手に入らないのは残念ですが…